2024年11月20日 10:00
なぜ人間の指は6本でなく、5本なの?
という声が聞こえてきそうです。
しかし、研究でヒトの骨格からもともと人の指が6本であった痕跡が発見されています。
考古学的な証拠によればマヤ文明などですでに6本指のヒトの存在が確認されおり、また近年の研究では多指症に関わる遺伝子も特定されているとのことです。
豊臣秀吉は6本指だった、という逸話はあまりに有名ですね。
(画像:WEBより引用)
現代「多指症」と呼ばれているのは生まれつき手の指が5本以上あるものですが、
多指で生まれる人の比率は、世界的に500人に1人の確率で発生するといわれています。
まるで病気のように言われる多指ですが、
もともと人の指が6本であったことを考えればそれほど珍しい現象ではありません。
しかしながら、なんと近年まで、多指は通常先天的欠損と見なされ、余分な指は生後間もなく切除されることがほとんどだったというから驚きです。
英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に2019年6月に掲載された研究では、6本指を持つ被験者の指を操る能力とメカニズムなどについて初めて調べられた結果、6本指を持つ人は5本指の人よりも特化した筋肉や神経を持ち、脳で制御とコントロールを行っていることが解ってきており、5本指の人よりもさらに複雑な動きで指を操ることがが可能であることが初めて明らかになったようです。
(画像:WEBより引用)
多指でない人の指と同様に、多指の人にも特定の腱・筋肉・神経が存在するだけでなく、
さらには、それに対応するプラスアルファの脳領域が運動野に存在することが確認されたというのです。
このことは、脳の仕事量の増加も意味しています。
進化の過程で、これまで長い期間をかけて、残念ながら人間はもともと持っていた多くの貴重な能力を失ってきました。
指もまたしかり、
なぜ指が5本になったかというと現代においてはこの貴重な能力が進化の過程で不要になったという説が有力のようです。
つづく
記事:god@陽子
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