2019年2月14日 14:35
肩こりや腰痛の原因としてスマホ操作、
PC作業など生理動作のない
固定した姿勢が負担になることは
専門知識を学んでいなくても、
ご自身の身体の感覚でなんとなく
わかると思います。
作業中の姿勢に気づくと
「あ、猫背になってた」
と自ら背筋を伸ばして正そうとしますね。
その際に肩甲骨を引き寄せたり、
丸まった背中をぴんと伸ばすと
腰が反りすぎたり身体に力が入ってかえって
負担がかかる場合があります。
筋肉は「伸張反射」という生理的な
反動もあるので無理矢理伸ばすと
筋肉が収縮します。
硬くなりやすいという事です。
しかし、適度な力加減というのも
曖昧で難しいのでまずは呼吸を整える
ことをお勧めします。
息を吸う時に肺に空気が入ると
同時に胸郭が膨らみ、肩が挙がります。
その後、息を吐いて胸郭が狭くなると
同時に肩が自然と下がり力が抜けます。
この時の力の感覚を覚えておいてくださいね。
ちなみに私自身も施術時の姿勢が斜め下
を向いていて、お客様様に息が
当たらないように注意を払う仕事なので
より意識しなければなりません。
呼吸は他にもメリットがあります。
呼吸時に使う胸筋や腹筋の運動や
代謝を助ける働きがあります。
呼吸の仕方は深呼吸。
深くゆっくりした呼吸の方が
通常の7倍ほど空気の入り変えができ、
浅く早い呼吸よりも空気の入れ替えの
効率がよいのです。
お金も手間もかからない簡単な方法です。
是非意識してみてください。