2019年1月11日 13:23
年末年始に会食が続き楽しく過ごされた方も多いのではないでしょうか。
年明けに食べ過ぎに気付き、身体のけだるさを感じる方も多いです。
当店では「食養生」という日本人が昔から取り入れてきた食生活を推奨しています。
その中でも大切な事が「咀嚼(咀嚼)」です。よく、噛むということです。
一般的に食べ過ぎを防いだり、脳への刺激が記憶力などに影響する等といわれていますね。
されに付け加えるとすれば、よく噛む事によって唾液の消化酵素が働き食べ物の消化を助けてくれる働きがあるので、胃腸の負担を減らします。
以前、ホームレス中学生という書籍を執筆した芸人さんが「味の向こう側」という言葉を残していましたがご存知でしょうか?
彼の場合は一家がばらばらになってお金に困り、食べるものが貴重になったことから食べ物を良くかんで飲み込まないようにして味を楽しむ工夫をしていたというものになります。
これは非常に理にかなっていて、よく噛んで味が深くなるもののほうが本来の「美味しさ」であるというのもポイントになります。
逆に口に入れた瞬間においしさを感じるものは、健康上にはデメリットのものも多いですので参考にしてみてくださいね。
一口100回が理想ですが、近頃口当たりの良い柔らかい物が現代には多いのでまず、一口30回以上を意識しましょう。
噛み応えがあり、なおかつ日本人の身体に負担がない物というのを意識してみてください。
お米やまごわやさしい(まめ、ごま、海藻、季節の野菜、きのこ、イモ類)、発酵食品(納豆、漬物、味噌)などを積極的にとりましょう。