2024年9月28日 11:00
古くから中国には「医食同源」という言葉があり、これは「食と薬は同じ次元である」という考え方です。
つまり、人間は自然界から多くの恵みを受けています、その中で食物は季節や食べ方によって人間に及ぼす影響が多大で、食の内容によって病を引き起こし、食の修正によって病を治すということです。
毒は多く用いれば毒となり、上手く用いれば薬となります。
なんと約2500年前に中国で発刊された「周礼」という古典書があります、この中に「食医」という医師のことが書かれているのです。
当時、医師は4つの種類に分かれていました、食医・疾医・傷医・獣医です。
その中で最も高い位置にあったのが、食医なのです。
疾医は漢方薬などの処方で病を治す今の内科、傷医は切ったり縫ったりで怪我を治す今の外科に当ります、獣医は人間以外の家畜の医者です。
食医は食事療法によって健康を保ち、病を事前に防ぐための処方を行う医師です。
現在でもこの「医食同源」の教えは伝えられており毎日5つの色を食すると健康を維持できると言われています。
この5つの色もなんと、五行の「五大色」なのです。
ここで、各色と食物の内容を下記に示します。
玄(黒)・・・・黒ゴマ、黒豆、黒米など
青(青)・・・・葉菜類、海草類、魚類など
朱(赤)・・・・肉類など
白(白)・・・・根菜類、ミルクなど
黄(黄)・・・・穀物類、芋類など
こうしてみると、栄養学的にも確かにバランスが取れていることが判ります。
「米=黒?」と思われた人もいるかと思いますが、実は当時の米は黒米だったのです。
今でも韓国では黒米や赤米を栄養価が高いということで通常の米に混ぜて食しています。
ここで突然の問題。
今現在の中国では、「5黒」を毎日食べると健康に良いとされています。
上記に示した、黒ゴマ、黒豆、黒米の他にあと2つあります。
さて、その2つとはなんでしょうか?
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