2024年6月 4日 11:00
※本記事はファンシーフーズ公式ブログより転用しています。
現代人の多くは、「冨栄養時代の栄養失調症」という報告があります。
これは、食事の内容が豊かになっても、ある種の栄養素だけが殆ど得ていないことを意味しています。
糖不足も多くの人が陥りやすい栄養失調症の一つで、低血糖症はその代表的な症状ですが他にも様々な症状を引き起こします。
糖は、糖尿病など生活習慣病の関係やダイエットにおいては悪者扱いされやすいのですが、糖が欠乏すると恐ろしい症状が現れます。
例えば、軽い症状では立ちくらみや目のかすみ、汗をかきやすいなどの症状ですが、重度の低血糖になると記憶障害や昏睡状態に陥ることもあります。
立とうとした瞬間に、目の前が真っ暗になり動く事ができない症状を多くの女性が経験しているといいます。
これを貧血だとして軽く考えてはいけません、この症状が低血糖症の代表例なのです。
細胞はコレステロールをエネルギー源として生存しています、また細胞の生成にもコレステロールがベースとして使われます。
ところが脳などの神経細胞は、糖をエネルギー源として働いているのです、したがって糖が欠乏すると脳や支神経が機能しなくなり先述のような症状が現れます。
また、この症状を放置しておくと死に至る事もあるのです。
糖は多くの食品から得られますが、即効性があるのはブドウ糖です。
「朝のフルーツは一日の活力の源」と言われています、フルーツにはブドウ糖・オリゴ糖・果糖など多くの種類の糖が混在しており、即効性のある糖から長時間血液中に留まる糖まで含まれています。
特にお奨めはバナナとリンゴです、糖の他にも鉄分やカリウムなど欠乏しやすいミネラルや体調を整えるレアミネラルが豊富に含まれています。
糖は、ダイエットしている人もしっかりと摂っていただきたい栄養素です。
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