2024年5月21日 09:00
本格的な高齢者社会を迎えるに辺り、サイドビジネスとして経営している出版社として将来取り組んでいこうとしているのが「自分史」です。
「自分史」はまさに自分が歩んできた歴史です、引退した経営者や定年退職した企業戦士、またオリジナル技法を考えた農家やパン職人など自分の「経験やノウハウを書籍にして残しませんか?」を旗印として進めていきたいと思います。
これらの「自分史」は販売するのが目的ではありません、あくまでも身内や周囲の友人知人へプレゼントして自身の歴史を後世に残すことを目的としての出版です。
3年前に難病をテーマにした自費出版を受けました、これはボランティアとして病院や患者さんへの寄贈が目的でした、しかし結果的に病院で見た患者さんや家族からの注文が書店に多数入り、一般販売として初版の3000部はあっという間に完売となり2刷目も2000部の増刷となりました。
世の中にはこういうケースもあるのです、功績を形として残したいだけという書籍が将来的に商業出版でヒット作になることも珍しくはありません、これは出版道楽の一つの極みかもしれません。
自費出版での初版は通常1000部からですが「自分史」は300部から請けることを計画しています、少ない予算で絵日記や自分で培ってきたノウハウなどを出版で是非残してほしいと思います。
最近ではアマチュア写真家から写真集の打診が入りました、この方は虫と野鳥ばかり撮っている方で図鑑には載っていない珍しい昆虫や野鳥の生態を多数写真に収めて残しています。
何枚か見させていただきましたが見入ってしまいました、こういった自分の足跡や功績を後世に残してほしいと思っているのです。
そして「自分史」を発刊するに辺り重要な業務が代理執筆です、聞き取りから文章を本人に変わって書きあげる人です、こんなところに新たなる事業ニーズが生まれてくると思います。