2024年5月14日 09:00
「五行思想」に「陰陽思想」など古くからある学問は学べば学ぶほどに深く、その応用例は留まるところを知りません。
これらを研究し自分なりの新たな学問の確立を行っていますが、特に近年に確立しつつある「陰陽バランス学」は健康に始まり人間関係やビジネスまで知らないよりも知ってそれを活かすことは自身の成長スピードや軌道修正に極めて有益に機能し改めて「陰陽思想」の深さを思い知らされます。
尚、「陰陽バランス学」の確立を前に食と健康に関するカテゴリにおいては一つの解を見い出しており、「陰陽バランス学」の応用編として派生させた「陰陽バランス食養学」を既に確立させています。
食養学といえば以前からマクロビオティックという一つの理論が存在しますが、その時代には今のように豊富に各種食材が一般人には得られない環境であったこと、また当時では解明されていない医学的根拠が多数あります。
ここでいう「陰陽バランス」の意味は根拠もなくざっくりしたマクロビオティックのそれとは大きく異なります、あくまでも「陰陽2つで一つ」の「陰陽思想」から導き出し更に近年解明された微量栄養素などの栄養学的根拠を加えた原理原則に従っています。
さてここで「陰陽バランス学」の触りをご紹介しますと、次のように物事を思考していきます。
例えば情報、情報過多と情報不足は同じことであり出し過ぎれば不足しているのと同じ効果しか残らない。
例えば健康、野菜などのアルカリ性の食品ばかりでは当然のこと必須アミノ酸が無いので細胞を作る事ができずに健康どころか身体維持さえも難しくなる、かといって肉類ばかりでもすぐ病気になるほど免疫力が失われる。
例えば悩みやストレス、悩みやストレスが無いことは本当に幸せなのか、悩みやストレスが有るからこその些細な出来ごとで喜ぶことができるというもの、悩みもストレスも無ければ喜びもまた無いに等しい。
例えば時間、時間が有ることが幸せなのだろうか、有り余る時間は退屈すぎて逆に落胆してしまう、かといって無いのもまた大きなストレスとなる。
例えばお金、何でも買えて好きな事が出来る半面欲しいモノがすべて手に入った瞬間に希望や目標を失う結果となる、お金で買えるものなど大して意味が無い事に気づくことになる、逆に無いのも辛く厳しい生活を余儀なくされる。
健康でいたいなら、元気でいたいなら、私は如何なる事項にも「陰陽バランス」で思考してほしいと思うのです。
「陰陽バランス」で思考することで心身共に文字通りバランスが取れるようになるのです、陰だけでも駄目、陽だけでも駄目、陰陽一体の「陰陽バランス」がすべてにおいて重要不可欠なのです。
この「陰陽バランス学」の原理原則が「陰陽思想」にあるのです、表面だけでは得ることが出来ない根幹である原理原則を極めて初めて価値のあるものとなります。
単純に表面だけを知って応用しようとすれば利にならないどころか害になります、これもまた「陰陽バランス」の深く怖いところなのです。