2024年1月23日 09:00
私は2014年に「Function5出版」という出版会社をグループ企業の出版事業として設立しました、それ以前に「運命波学出版」を2008年に設立しており「Function5出版」の設立と同時に両出版会社を併合いたしました。
そもそも「Function5出版」設立の目的は起業家が世間一般的な価格の半額程度で自費出版できる出版支援でした、その目的はまだまだ本領発揮されていません、しかもこの数年間は新刊の出版予定も無くどのような形で道楽として有効活用しようかと考えています。
いっそのこと、私のように道楽人生まっしぐらの人向けの道楽専門の自費出版会社として活用しようかなとも考えているのです。
ところで、経営者として事業を考えるに出版は一つの広告塔となります、ビジネス推進を行う上で大きな実績と根拠になります、特にセミナーでの集客や講座で収益を考えている企業にとって出版は何よりの根拠です、根拠を作った上で説得力を上げ更なる集客に活かしてほしいと思います。
集客に時間をかけるより書籍を出版して実績と根拠による信頼性を示していくことが結果的に早く安く推進できます、事実前述の出版社では講座用テキストや会員に向けた書籍の出版を行っていますが説得力が全然違うことを実感しています。
商業出版では自身のビジネスの宣伝は行えません、行えても間接的な表現にとどまります、その点では自費出版は何でも有りです、広告を入れるも自社商品の宣伝を入れるも何を表示しても自由です。
商業出版と自費出版、ビジネスに活用するなら確実に自費出版に軍配が上がります、新聞広告は一番小さな枠で80万円もします、その費用で出版できるのです。
今や著名な人も最初の出版はすべて自費出版です、現在では自費出版と商業出版は見た目では解りません、また商業出版のように見せて自費出版を行う出版会社が殆どです。
著者買い取りや宣伝費としてお金を支払っているのであれば、それは支払名目を変えた自費出版です。
見栄を張らずに堂々と自費出版すればいいのです、そのうち本当に商業出版で出版社から声が掛かるかもしれませんから。
ちなみに商業出版は必ず出版会社から著者に企画を持ちかけます、著者は原稿料と利益分配をロイヤリティという形で受け取れ費用は一切かからず逆に利益が入ります。
著者が出版会社に出版をお願いする場合はどのような形であれ自費出版になります、また何らかの費用負担を求められます。
最近では費用負担無しでの出版方式もありますが、原稿料やロイヤリティ全てが費用負担と相殺されるので出版会社から見れば自費出版ということになります、当然原稿料もロイヤリティも一定数を越えるまでは貰うことはできません。
費用負担していないから商業出版と思う人もいるかもしれませんが、出版会社にネタを提供し無料で原稿を差し入れ出版会社を稼がせてあげているだけです、出版会社に言葉巧みに都合よく利用されないように注意しましょう。
ちなみに政治家と宗教家の書籍はほぼ全てが自己出版です、またその人独自の学問学術関係なども同様で出版会社から依頼することはまずあり得ません。
これは特定の政治や宗教、また独自の哲学や理論に偏った見方をされることを出版会社自ら行うことをしないようにしているからに他なりません。
その目的で出版会社の多くは自費出版用のブランドや流通会社を別に立ち上げています、つまり出版ブランドや流通会社を見れば解る人には自費出版であることがすぐ解ってしまいます。
最後に出版事業を細々とでも継続させている理由ですが、それは執筆代行に校正に印刷製本と多くの企業や法人に経済環境を提供できるからに他なりません、これが一番私にとって嬉しくもあり愉しいビジネスなのです。