2023年10月30日 07:00
波の話し-1
「運命波学」で言う「波」の元素は、「目に見えない振る舞いだけの存在」を意味します。
地球上でいえば、それは「空気」・「空間」・「空」などが代表的な存在であると考えます。
古代ギリシャでは、「空気」はたった一つの元素からなると考えられていました。
18世紀になり「空気」に様々な性質の気体が含まれていることが発見されましたが、これは「空気」の元素が複数あり、それらが混合されていると考えられてきました。
しかし、化学の発展により、まったく別の性質を持つ多くの気体が混在した気体であることが解明されたのです。
同じ自由性がある元素に「水」がありますが、「水」と「波=空気」の大きな違いは「波=空気」にはその動きには特徴的な法則性がありません。
つまり「水」は自由に動く液体ですが、上から下へ、堰き止めれば押しのけるなどの自然の法則がありますが、「波=空気」は行動も存在も自由に振舞います。
これが決定的な違いと言えるでしょう。
さて、「空気」は生命にはなくてはならない地球の大気ですが、人間を指して「空気のような存在」というときもあります。
これは普段は気に留めることもありませんが、絶対的に必要な存在ということを意味します、空気はまさにその通りの存在なのです。
そして、「波=空気」は、他のすべての元素に大きく影響し、そして「与えて活かす」という最大の特徴を持っているのです。
対して、「波」と真逆に位置する「土」は他の全ての元素から影響を受け、「与えられて活かされる」という性質を持ちます。
この「波」と「土」の関係性は、他の元素の補完し合うという陰陽バランスとは異なる特徴を持つ陰陽バランスの関係にあるのです。
<続く>