2025年10月 9日 09:00
改修工事の検討をしていく中で、部屋と収納、部屋と廊下等の床の境界部分の処理を考える必要があります。
最初から一体的な空間の予定で一気に解体したのであれば敷居ごと撤去して同じフローリング材で床は壁から壁まで張れるのですが、今回は部屋の床を先に張って、後から収納の床も張って一体的にするなど追加工事対応の多い現場となっています。
この中で別館の既存のリビングの床は残すのですが、収納の床はベニヤ板張りなので収納の中だけフローリング材を張ります。
↑ 別館1階リビング収納
敷居を撤去してリビング側の床に続けてフローリング材を張ってしまうとしっかり止められないので床材が浮き上がってきたりします。
写真の収納の床はベニヤ板を撤去して新たにフローリング材を部屋と同じ高さに張るので、境目にある敷居を残すか撤去して新しく見切材を入れるか・・・。
部屋ごとに材料の形状が違うので、棟梁と材木屋さんとどのような収まり(仕上げ)にするか相談して進めていきます。