何かを成すときにどうしても必要な時間があります。
これを「クリティカルタイム」と言います。
以前、代表のブログで的確に表現されていましたが、例えばカップラーメンを美味しく食べるにはお湯を注いでから3分間待つ必要があります。
この「待つ時間」こそが物事を成し遂げるためのクリティカルタイムです。
これは事業を進める時または自身の作業を行うときに非常に重要な考え方です。
よく代表からご指摘を受けるのは事業のスケジュールや作業管理表を作成したときです。
「どこがクリティカルタイムなんだ」とご質問をいただきます。
作業管理表であれば自分の作業にかかる時間もそうですが、他者に委ねる時間は自分では制御(コントロール)できない時間です。
また事業においても例えば登記手続きなどを行ってから完了するまでにかかる時間は、どうあっても早くなりません。
このように物事に対して絶対に必要な時間を事前に算出しておく必要があります。
算出したらそれを基にスケジュールを組み立てます。
クリティカルタイムにあたる「制御できない時間」の裏では他の作業を予定に組み込んでおきます。
こうして事前に全体の流れを予測し効率的に動くためにクリティカルタイムを把握することが非常に重要なのです。
とはいえ幾重にも重なって連動する複数の会社や事業を切り盛りされている代表はこれをすべて頭の中だけで行っていらっしゃいます。
私にはとてもできません。
毎回そのすごさに驚かされるのですが作業を依頼した相手(部下)の他のタスクまで把握し、「どこで詰まりそうか」を事前に察知されます。
それでも代表が考えておられることは非常にシンプルだそうです。
クリティカルタイムを把握しスケジュールを組み立て、さらにそれらをすべて成功に導かれます。
自身が制御できない時間を正しく把握すること。
それを無理やりコントロールしようとするスケジュールを組まないこと。
カップラーメンの例を挙げてお話しされていますが、これは私たちの普段の業務にも直結する非常に深い根幹の教えです。
学びの些事-9
代表のビジネスの進め方においてOKでもNGでも「結果が出ることはプラスである」とおっしゃいます。
OKならそのまま進めば良いですが、NGが出た場合普通の方なら残念な気持ちになるところです。
しかし代表は違います。
NGが出たら次に挑めばいいだけなので判断が下されたこと自体を「善し」とされているのです。
一番避けるべきなのは結果が出ない状態が長く続いてしまうこと。
これではこちらも身動きが取れなくなってしまいます。
その間もし動いていたら出会っていたであろう相手とも会える機会を失ってしまいます。
よってたとえ判断がNGであってもすぐに結論が出ることは善しとするべきなのです。
これは私たちが相手に返答をする場合も同様です。
断りづらいからと言って検討している振りをし、後になって「検討したが社内で通らなかった」と相手に伝えるのは自分の都合を優先しているに過ぎず相手の時間を奪ってしまっています。
ビジネスにおいてスピードが非常に重要であることを改めて痛感いたします。
結果を得る喜び
代表はいつも物事の判断を下すスピードが非常に速いです。
ビジネスには万事肌感覚が重要とのこと。
この肌感覚は、過去の経験や知識からくるものだと言えます。
代表が判断を下す際はリスクを案じるよりも肌感覚を信じて即座に決断されます。
その一瞬のスピードこそが、チャンスを掴むか逃すかの重要な分かれ道となります。
特に代表の仕事ぶりを拝見していると、やるかやらないかをまず先に決め、やると決めたなら必要なものを揃えて挑まれます。
それがお金であっても人であっても、「その場に無いからできない」と諦めるのではなく、「無いなら集めればいい」という思考を持たれています。
これは私では発想できないことでした。
しかしこれこそが成功する事業家の考え方なのだと日々実感しています。
学びの些事-7
代表のブログ 潔さと覚悟が問われる瞬間 には潔さと覚悟を持ち、長期よりも短期集中で一気に改善させること重要さが書かれています。
私にとっても大変耳の痛いお話です。
短期でやることよりも長期で少しづつ変えていこうというのは言い訳に過ぎなかったなと反省しています。
最近はその「終わっていない状態」「少なくてもストレスがかかり続けている状態」が想像以上に自身の脳の負担になっていることを実感しました。
これは一番非効率です。
一気に改善するにはパワーが要りますがそこに必要なのが潔さと覚悟なのだなと感じています。
これはプライベートも事業も経営も同じことがいえるのだなと深く納得しています。
「正当化」という言葉一つでもその視点で大きく異なります。
代表のブログには極めてシンプルに表現されている言葉があります。
事を成す前に正当化することを「名分」、事を成した後に正当化することを「言い訳」という。
過去を向き保身のために行う「言い訳」、未来へ向かい覚悟のために行う「名分」。
言い訳か名分かで人からの信頼度が大きく変わります。
日頃ご指導いただいている「一貫した発言、姿勢を持て」という言葉の重みが増してきます。
信頼を得ていないのはこういったことが原因であることを思い知る日々です。
学びの些事-6