2024年12月26日 10:00
決算書(1)
決算書とは何か
決算書はその会社の財務状況が一目で分かる資料です。詳しい説明等は会計士や税理士の方のものを参考にしていただくとして、こちらの記事では、初めて決算書にかかわる中小企業から小規模企業の経営者かた向けとして書いています。
決算書は企業の成長状態や経営の健全性を確認できることができる資料です。メインは損益計算書と貸借対照表です。このあたりは歴戦のプロが見れば一目でどういう状態かがわかってしまう資料になります。損益計算書はその年度の収益と費用がまとめられたものです。貸借対照表はバランスシートとも呼ばれるもので、企業の資産や負債を示した資料になります。
これらは確定申告時に作成しますので個人事業主の方も作成している資料になります。この資料を見て、自社がうまくいっているのかがわかりますので、経営に参加するようになる方は見方を理解しておく必要があります。とはいえ作成するのは専門とした方が作りますので、あなた自身は見方を学んでおけば大丈夫です。
ひとつ理解しておいてほしいことは、どんなにうまくいっていると口で言っていても決算書を見れば一目でわかってしまうということです。逆に言うと企業の健全性を示すには決算書を見てもらうだけで信用を得ることができます。決算書はそれほど重要な財務諸表であるということです。