2023年7月 4日 07:00
相対取引(あいたいとりひき)とは、株などの金融商品において売り手と買い手が条件を決めて直接取引を行う事を言います。
条件は、価格・数量・期日などで直接取引を行うことで手数料はかからず、顧客サービスの一環として近年顧客獲得の競争が激化しています。
大株主が相続などの問題で一括して売却したいなどのニーズにも対応できます。
ただ、市場の価格が大きく変動する可能性もあり市場の取引時間外に行われるケースがほとんどで、場合によっては何度かに分けて行われる事もあります。
尚、市場を通さない売買方法が相対取引ということからすれば、非公開株式の売買や証券会社と顧客が直接取引する店頭FXも相対取引ということになります。