2024年1月 8日 10:00
肉類は、食品の中では最も高タンパク質で高脂質な食品です。
人類が誕生した当時の食べ物は、肉類とナッツ類とフルーツでした。
日本でも、仏教伝来まではあらゆる肉が食されていたほど人類には無くてはならない食材の一つなのです。
肉類の共通する栄養素は、必須アミノ酸(タンパク質を含む)と脂質です、これらは細胞を作るためには無くてはならない最も重要な栄養素です。
特に必須アミノ酸は重要で、直接摂れるのは肉類だけです。
したがって、肉をよく食べる人は高体温でエネルギッシュで疲れ知らずなのです。
近年、健康ブームにより肉類が避けられる傾向にありますが、これは誤った健康法なのです。
必須アミノ酸不足は、内臓細胞や皮膚細胞のリサイクルが正常に行われなくなり、身体的老化が早くなるので要注意です。
牛肉は加えてビタミンB2が豊富で、これは食欲増進と筋力アップに効果が有ります、二日酔いには肝臓を元気にして胃腸を整える薬となります。
豚肉はビタミンB6とB12が豊富で、疲労回復のドリンクには必ず入っている栄養素です、夏バテには豚肉は立派な薬になるのです。
鶏肉は脂質が少なく高タンパク質で、皮にはコラーゲンが豊富に有り、皮ごと煮込んだ鶏肉料理は肌艶を良くして若返りの美容薬として昔から利用されてきました。
アミノ酸は20種類あり、そのうち9種類は体内では生成できないので必須アミノ酸と呼ばれています、これらは肉類を食して得るしか方法は無いのです。
必須アミノ酸は細胞を作り、また脂質は細胞の重要な栄養素となります、皮膚疾患やコレステロールが気になり肉類を食べないと心身のバランスを崩してしまいます。
コレステロールが高くなるのは、他の糖質の取り過ぎやアルコール摂取などによるところが起因しています、決して肉類のせいだけではないのです。
最近の若い人が、すぐに座り込むのは筋力不足からという研究結果が出ています。
飽きやすい、切れやすい、集中できない、基礎体力がない、これらも全て肉類の摂取不足から起きる症状だという医学界からの指摘があります。
食事はバランス、何でも適量をバランス良く摂取する事が正しい健康法なのです。