2024年4月12日 10:00
日々健康に良い物を研究しては実践し、その効果を検証しています。
昨年から身近なもので何か在るはずだと調査研究してきて、思った以上に効果があったことで浮上してきたのがタマネギの茶色に変色した外皮です。
この茶色く変色したタマネギの外皮にはケルセチンというポリフェノールの一種が豊富に含まれています、どうりでお茶にすると綺麗なオレンジ色になります。
このケルセチンは薬効成分として確認されているだけではなく、天然の染料としても多用されています。
さてケルセチンの効能ですが、まず血流がサラサラになることがあげられます、これは赤血球に対しての抗酸化作用によるものです。
この結果、各種の成人病の予防や浮腫みの改善に効果があります、更には動脈硬化やコレステロール値の改善など血液や血管に有益な効果があります。
また、砕骨細胞の分化や機能を抑制するために骨粗鬆症の予防にも効果が期待できます。
血流を良くすることから身体の冷えを防止し、間接的にアトピー性皮膚炎の消炎などにも効果が期待できます。
こんな凄い効能があるタマネギの外皮ですが、お茶として扱うには私的なルールを設けています。
それは2枚ほど外側の皮は使わないということです、というのもカビが生えていたりどんな菌などが付いているか解らないからです。
私は一番内側の綺麗な皮を、1週間以上としっかり乾燥させて使用するようにしています。
半分茶色になった部分だけ乾燥させて使うのがお奨めです、つまり食べられる部分も含めてしっかり乾燥させて新しい外皮を人工的に作る方法です。
そして最近では、加えてタンポポの根・ドクダミ・イタドリ・ヤーコン・ゴボウなど5種類以上の薬効成分が豊富な自家製お茶をブレンドして愉しんでいます。
タマネギの皮や野草など、ほぼ無料で手に入る薬膳茶をじっくり時間をかけて乾燥熟成させて作り、これもじっくりと煎じてお茶にして飲んで健康維持に努めています。
夏にはできたお茶を冷やして、飲む際には薄めて水分補給として飲むという方法もお奨めします。