2024年11月11日 07:00
どんな物事にも流動的に変化を繰り返す時期と、逆に一切の動きが止まる安定した時期が存在します。
企業においても然りで人材が常に入れ換わりを見せる時期もあれば、長期間同じ人材で物事が勢いよく進む時期とがあります。
安定期は物事が進み出すので、人材は安定期でも経営的には増収増益で活性化します。
オーディオもシステムというくらいで企業と同じように製品が次々と入れ換わる時期もあれば、音質のバランスが一旦取れてしまうとこれをいじりたくない時期があります。
これは本当に面白いものでそれぞれの製品の特性がピタッと合うことがあります、この安定した音質は何かを変えると異和感が出てくるようになります、だからしばらく変更する気にもならないのです。
そして、こういったシステムが安定した時にはシステムを考えずによくなるので音楽鑑賞に集中できるようになり、今度は予算をシステムからソースに切り替わるのでソースの数が増えていくのです、これも企業とオーディオのバランス感覚は同じです。
システムが動く時には本来の活動が止まり、システムが安定した時には本来の活動が活性化する、実に面白いバランスです。
オーディオやホームシアター道楽もこういった流動的な時期と安定した時期が繰り返しでやってきます、オーディオ道楽復活から5年ほどの流動期を得て、ようやく安定期に移行しかかっています。
流動的な時期はお金がかかるし、常に変化させているので各種に神経をとがらせては落ち着きません、それでも一旦安定するとそんな時期を思い出しては懐かしむのです。
私にとってのオーディオと経営は何か各種のポイントで相関性があるのです、そして道楽とビジネスとの摩訶不思議な一致、それは道楽が流動的ならビジネスも流動的になるということです、逆に道楽が安定すればビジネスも安定するのです。
陰陽思想でいう「陰極まれば陽極まる」という陰陽法則が当てはまるのです、いろいろなファンダメンタルズを学び道楽やビジネスに活かす、何事も上手く納める人とは道楽にも手を抜かないのです。