2024年9月27日 07:00
50年代のスローテンポなモダンジャズやハイテンポなハードバップジャズ(クールジャズ)を家に居る時は常に流している私ですが、30歳代からずっと休日は昼過ぎからビールを飲みながら何故かフュージョンやフリージャズを聴くようになったのです。
フュージョンやフリージャズはノイズだと言う人もいるのですが、私にとっては聞き流せるというかブログを書きながらでも調べものでネットサーフィンしていても何故か邪魔にならないのです。
不思議なことにロジカルシンキングにも最適なのです、チック・コリアやハービー・ハンコックなどは最高です、また60年以降のロックとの融合のような音楽性を目指したウェイン・ショーターも実に爽快です。
こういったフュージョンを聴く際には必ずサブシステムを使うのです、聴き込む音質と聞き流せる音質は私の場合は180度異なります。
ここで「聴き込む」と「聞き流す」という漢字の違いとニュアンスを理解して欲しいのです、聞き流す音質はどちらかというとナローレンジなマイルド系の音が良いです、例えればまるで昔のコンポでFMラジオを聞いているような感じです。
低音域も高音域もそこそこ出ていて、でも耳につくような刺激的な音ではなく遠くで鳴っているような自然に耳に入ってくる音色が好きです。
その意味では、コーヒーショップのように天井近くに小型スピーカーを設置して、部屋全体を使った音のシャワーを浴びるような空間ハーモニックスで聞くのが良いかもしれません。
こういう時には中音域が綺麗な業務用の小型スピーカーが最適なのです、もしくは小型フルレンジユニットを使用したDIYスピーカーですね。
アンプは癖が無く適度に角が取れたマイルドな音色のものがよいです、例えばオンキョーやデノンのミニCDレシーバーは小型軽量で扱いやすいし音色的にも最適です。
求める音色によって機種を考える、これも一つのオーディオの愉しみなのです。