2024年5月10日 07:00
オーディオの最大の愉しみは良い音の追求です、昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも良い音が出るように調整や機種変更をして日々音質を追求します。
その過程では1本1万円以上するケーブルを使ったり、6万円も出してCDプレーヤーとアンプの間にノイズカットのライントランスを入れたりするのです。
更には、電源ノイズを減らすために完全に外部とアイソレーション出来るパワートランスまで20万円も出して購入したりします。
実は、アンプやスピーカーよりもこういった目立たないアクセサリー類に意外とお金がかかるのです。
自身の中の納得と妥協との戦い、楽しくもあり極めてストイックな世界だと思います。
こういった生活するのには何の役にも立たない追求道楽は、一部の男性特有の思考だと思います。
生きる為には不要な物にお金と時間をかけ、更には自身を追い込む程のストイックなまでの闘い、道楽とは何とも理不尽なる存在かもしれません。
でも、こういう道楽が有ってこそのビジネスなのです、こういった人の多くはビジネスにも同じようなストイックさを求め大きな事業を構築していきます。
さて、そんな道楽でも常に追求だけでは気が休まりません、そこでメインシステムから解放され、お気軽システムのセカンドシステムを構築している人も案外多いのです。
私はメインの他に3つのサブシステムがあります、サブシステムはBGM的に音楽を気楽に楽しむのが目的ですからエントリークラスの製品で構成したり、余程の音でない限りは細かな事を気にせずに済むシステム構成にしています。
この二極分化のメリハリもまた、長くオーディオ道楽を続ける秘訣かもしれません。