2024年4月15日 07:00
私が現在所有しているオーディオ製品はセットものも1点としてカウントすると約150点ほどですが、意識して「コレクション」として差別化しているものはアンプだけで40点ほどです。
では私の中で「コレクション」として意識している製品と、そうでない製品の違いはなんだろうかと新ためて考えてみたのです。
この意識の差はあまり明確に自身の中に在るわけではないのですが、「コレクション」は普段使わずにあくまでも大切に保存しておきたいビンテージものや自分の中での思い入れの深い製品だと考えています。
したがって何があっても下取りには出さず、例え壊れてもジャンク屋には売らずに修理に出してまでも完動状態で手元に置いておきたいと考えています。
過去ビンテージものを修理に出したら最新の機種を買えるほどの費用がかかったこともありますが、それでもその音は今では買えないのですから貴重なのです。
対して「コレクション」と意識していない製品は、普段からメインやサブシステムの現役機や各種実験などのツールとして常に稼動させています、また壊れたらショップから購入する際にジャンクとして下取りに出してしまうでしょう。
オーディオ製品は今では勝手に廃棄できないのです、なので例え0円でも下取りしてもらう方がお徳なのです。
意識とは裏腹にオーディオ製品は使われてはじめて価値が出るという考えもあります、オーディオ製品からしてみればいったいどちらが嬉しいのでしょう?
何れにしても自分の中ではきっちりと区別しているようです、ただコレクションアイテムも現役で使用している機種もツールとして便利に使っている物も、私にとってはとても大切なものだというところだけは共通しているようです。