2024年4月22日 07:00
おそらく家電の中で骨董価値が出るのはオーディオ機器くらいではないでしょうか、とは言え骨董価値が認められるのは一部の製品だけですが機種によっては40年以上も経って当時の発売価格の5倍以上の値が付いているものも存在しています。
いったいオーディオ製品の骨董価値とはどんな価値なのでしょうか、骨董価値を認められる多くの製品はアンプです、それもハイエンドのセパレートアンプに多く存在しています。
セパレートアンプの多くは当時の最新技術を駆使し、更には独自に部品を開発したものも多く存在しています。
その音質はその回路と独自部品によって最終的に得られるものであり、代替えできるものは現在では存在していません。
つまり、その製品の音を求めるならばその製品を使うしかないのです、これがオーディオ機器の骨董価値だと思うのです。
オーディオコレクターの中には100台を超えるアンプをコレクションしている人もいます、まるで壺や茶碗のような感覚なのでしょうか?
ただ壺や茶碗と異なるのはオーディオは音を愉しめる骨董品であるという点です、見えない音を見える形にして残しているアンプ、音のコレクターが存在してもおかしくはありません。
現在オーディオ界はデジタル時代にあっての空前のアナログブームが到来しています、アナログ全盛時代の真空管アンプやレコードプレーヤーを求める人が増え40年以上も前のオーディオ骨董品が高値で取引されているのです。