2023年11月23日 07:00
90年以前のオーディオ製品で名機と言われたビンテージ製品がオーディオ中古市場で高騰しています、オーディオショップの中古販売サイトで過去の履歴を調べてみた結果なのですが10年前と比べて軒並み2倍以上の値段になっています。
それでもネットに出るや否や即売状態となっています、現在オーディオ界に何が起きているのでしょうか?
考えるに昔の往年のオーディオマニアがビジネスから隠居して自由な時間が取れるようになったのではないでしょうか、これまで仕事で忙しくてオーディオを楽しむ時間が無かったのでしょう、隠居して時間が出来るようになり好きなオーディオに使える時間が取れるようになったのではないかと思うのです。
値上がり率が高いのがラックスマンのアンプです、特に真空管アンプは40年以上経っている中古にもかかわらず発売時の3倍という価格が付いているものもあります、アンプではラックスマンとアキュフェーズ、海外品ではマッキントッシュとマランツの人気はやはり高いです。
そもそも往年のオーディオマニアは当時20歳代ですから当時10万円以上のアンプは月収手取り額の倍ですから神の領域のアンプだったわけです、買いたくも買えなかったというストレスが買える年代になって爆発しているのかもしれません。
押さえていた好きなことを生きている間にやれるのは本当に幸せなことだと思うのです、そして本当に好きなことは例え一時的に中断していても何時かはまたやれるようになります。
やれないときには復活の天の時をじっと待つ、その待った期間に相応して再開の時は喜びが大きくなるのです。