2023年8月11日 09:00
火入れとは、アンプなどを新規に購入して初めて電源を入れること、また単にその日初めて電源を入れる時にも用いることもある。
元々は、火力発電設備や陶器の焼き釜に火を入れることを指した言葉であるが、往年のオーディオマニアはオーディオ機器を購入し最初に電源を入れることに使っている。
また、特に高級アンプの場合は、その行為を厳粛な意味を込めて「火入れ式」と呼ぶこともある。
※本シリーズは、オーディオ用語辞典には載っていない往年のオーディオマニアの間で使われている用語を紹介しています。
近年でもオーディオ誌の評価レポートなどにおいて、往年のオーディオ評論家が使うこともありますので参考になれば幸いです。