2024年10月 5日 11:00
野菜に含まれる最も大きな成分は「食物繊維」で、水溶性と非水溶性の2種があり、水溶性は血液をさらさらにしてコレステロールを調整し、非水溶性はいわゆるファイバーで整腸作用があります。
その野菜の中でも特に「香草/香辛料」と呼ばれるものは、野菜本来の成分に加えて独特の成分が含まれており、その成分が独特の味や香りの基となっています。
今回は、その香草の一つである「トウガラシ」です。
トウガラシはアマゾン川流域原産のナス科一年草で、日本には豊臣秀吉が持ち込んだと言われています。
「トウガラシ」の強烈な痛いような辛さは「カプサイシン」というカルカイドで血液の循環作用や殺菌作用が知られています。
ご存知、「七味唐辛子」の主成分で、他の6種はゴマ、サンショウ、みかんの皮(陳皮)、ノリ、ケシの実、アサの実を細かく粉にしたもので辛味を加えるだけではなく食欲増進や消化を良くすることで知られています。
また、保温効果はウォッカに漬けてロシアなどでは良く飲まれており、ワセリンに加えて手や足に塗って防寒に利用されています。
その他の成分としては意外とビタミン類が豊富で、カロチン、ビタミンB群、ビタミンCが豊富で実は勿論のこと、日本では古くから葉も炒めものなどにして良く食されています。
夏バテ防止や寒さ防止に生活には欠かせない重要な食材として各国で大切に扱われています。
中国、韓国をはじめとしたアジア諸国にはまさに生活にもっとも身近な食材と言えるのではないでしょうか?
***
陰陽バランス食養学~現代に蘇る医食同源~
「陰陽バランス食養学」は食品や調理法を陰陽スコアに置き換え、
その合計点をみれば誰でも簡単に陰陽バランスが取れているかが解るという学問。
陰陽バランス食養学は、全国の書店でお買い求めいただけます。
ご購入は、学問の概要を掲載しております下記サイトもぜひご利用ください。
https://namigaku.com/all/
陰陽バランス食養学
https://function5.biz/youkei/