2024年8月12日 11:00
ダンデリオン事業を通じて、皮膚疾患にまつわる研究報告を日々調査しています。
そのなかに、皮膚疾患を患っている人は「低体温」の人が多いという報告を見つけました。
皮膚疾患を患っている人は、身体の表面体温こそ通常もしくは若干高めなのだそうですが、身体内の体温(深部体温)は逆に通常よりも低いのだそうです。
深部体温は、普段わたしたちが体温計で計測している体表で測定する皮膚温(表面体温)とは異なり、体内の温度のため簡単には計測できません。
専門家によると、通常この深部体温は、表面体温より、約1度ほど高いと言われています。
つまり、皮膚疾患を患っている人は逆のことが起きていることになります。
体温が低いと四季を通じて常温の人よりも「寒く」感じる冷え症となります。
また内臓の働きが著しく低下し免疫力が落ちてしまいます。
正常な人の平常体温は36.5度~37度、
1度下がると30%以上も免疫力が低下すると言われています。
冷え症に加えて風邪を引きやすく、ちょっとした傷でも化膿します。
また消化器官の働きも低下するためにアレルゲンであるタンパク質成分をしっかりと分解することができません。
この未消化のたんぱく質が身体を回り、毒素だとして過剰反応を引き起こします。
これが「アトピー性皮膚炎」の原因の一つになります。
また「低体温症」は体内脂肪を付けやすく、体内脂肪から発生するホルモンである約20種の「アディポサイトカイン」が血栓を作ったりして血の流れを悪くさせ、さらに身体を冷やしてしまいます。
したがって、「アトピー性皮膚炎」を治療する前に「低体温症」をまずは克服しなければ、
薬で一時的に収まるもののすぐに発祥という悪循環を起こす事になるのです。
体温を上げるには、一つは脂肪燃焼を行う筋肉を付けること、
そして筋肉を増やし脂肪燃焼を促す食事が最も重要になります。
ここでは、「低体温症」克服のための、
身体を温める食品や食事についてお話しします。
つづく
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