2024年9月16日 10:00
世の中には何事もコツコツと努力をしていれば成功すると思っている人が意外と多いように思います、実際コツコツ努力して平社員から徐々に出世し経営幹部になる人もいるしプロスポーツの選手や職人のように日々の努力がそのまま成果となって積年の結果を出す人もいます、ただここで勘違いしてはいけないことがあります、努力というものは「正しい道を踏んでこそ報われる」ものだということです。
あなたが今ガソリンスタンドの店長だったとしましょう、ところがあなた自身の長年の夢で「本格イタリアンレストランのオーナーになりたい」と考えていたとしたらどうでしょう、ガソリンスタンドで一生懸命働くことにどれほどの意味を見出せているのでしょうか、「お金を貯めるため」と正当化するかもしれませんが、 だったらなぜイタリアンレストランでバイトをすることを選択しないのでしょうか?
時給が100円違ったところで経験できる業務内容や知識は雲泥の差があります、もしかしたらこのような人は 「夢を追うことを心のどこかで恐れて逃げている」のかもしれません、夢を夢としてそっとしておきたいのかもしれません、 そうだとしたら夢などを他者に語るべきではありません、夢を語るのであればまずは自分自身と真摯に向き合ってみては如何でしょうか。
果たして今やっている事を成し遂げれば「なりたい自分」になれるでしょうか、「大金を手に入れたい」と思っている人ほど宝くじに財産を費やすものです、同じように「会社を大きくしたい」と思っている人ほど仕事を自分で抱え込むものです、もし仮に成りたい自分があったとして今やっている事の延長線上にそのゴールは見えるでしょうか。
「努力が報われない」ということを言っているのではありません、ただ方向性の間違った努力は自分自身の時間を無駄にするばかりか 取り替えしのつかないほどの成功とは無縁の大きな足かせを強いられるということなのです。
成功する人とは常に在るべきビジョンをしっかり捉えて今を考えています、だから1秒たりとも無駄な時間を過ごさないのです、一時的に周囲には無駄に見えていた行動もある瞬間に全てが意味を持った行動だったことが表面化するのです。