地球に限定するとどんな「波」があるでしょう?
一つは太陽を回る「波」です、地球は1年で太陽を一周します。
でも同じ1月1日であっても昨年の場所とは違います、これは何故でしょうか?
天文学を学んでいる人はすぐ解ると思いますが、太陽も実は銀河の中心に対して回っています、また銀河も宇宙の中心に対して回っています。
ですから、二度と同じ場所に戻ることはないのです。
つまり、この軌跡を図で描くとなんとバネを伸ばしてそれを横から見たように「波」の形になるのです。
そして、もうひとつ月の引力で細かく振動します、この振動も「波」の形になります、また木星の引力の影響も受けて微振動します、これは12年周期の大きな「波」です。
木星の12年の「波」、地球の公転と月の公転による1年の「波」、地球の自転による1日の「波」、これらの「波」の合成された複雑な「波」模様を描きながら地球は常に動いているのです。
地球がこのような「波」の運動をしているということは、その地球に生息する生命体にも当然大きな影響があるのです。
宇宙万物の全ての存在は「波」を持っています、逆の言い方をすると全ての存在は「波」の動きをしています。
例えばそこに落ちている石、止まっていて何も動いていないように思います。
でも宇宙レベルの視野で見るとしっかり「波」の動きをしているのです、人間は石と同じ波で動いているので固定していると錯覚しているのです。
地球は太陽の周りを周っています、そして太陽は天の川銀河の周りを周っています、そして銀河もまた宇宙の中心に対して回っています。
更には、月・太陽・太陽系惑星の引力の関係で微振動しています。
これを線形に表すと、「Sin波」が幾つも重なった合成された「波」の運動をしているのです。
つまり、宇宙には止まっている物は何一つありません。
生命体は更に自分自身の中に「波」を持っています、「生命の波」とは呼吸であり、心拍であり脳波などです。
また、これらの「生体波=バイオリズム」とは別に「運命リズム」と呼ばれる一つの「波」があるのです。
さて、運勢でいうリズム=「波」とは何でしょう?
例えば電気製品など身の回りの物、何かが壊れると連続していろいろなものが次から次へと壊れていきます。
それから信号機、一度赤に引っかかると継続的に引っかかるようになります。
これらの現象はどう説明したらいいでしょう?
偶然でしょうか、それともそういう「サイクル」にハマったからでしょうか?
そうです答えは「サイクル」です、これを物理学では「周期」と呼びます、またこれを研究している専門の物理学者もいてこれらの現象を「不変性の法則」と呼び、一つの物理学のカテゴリともなっています。
そしてこの「周期」もまた、すべてが「波」の形で表すことができるのです。
人間もそう、常に安定した穏やかな状況はないですね?
時にはイライラする時期が続いたと思ったら、今度は細かいことが気にならない時期が続いてウキウキします、これも一つの「心のサイクル」なのです。
この「心のサイクル」つまり、これを「運命波学」では「運勢リズム」と呼び日々解明・検証しているのです。