日常会話やビジネス会話でネイティブがよく使っているフレーズを集めました。
① It's up to you.「あなた次第です。」
色々な場面で使われる便利なフレーズです。②のIt depends on you.と違い「~の責任です」という意味合いです。
It's totally up to you.「完全にあなたの責任です。」
Please leave it up to me.「私に任せてください。」
② It depends on you.「あなた次第です。」
①の It's up to you.とはニュアンスが異なり「~に依存する、~にかかっている」という意味を持ちます。
It depends on you whether we go out or not.「出かけるか否かはあなた次第だよ。」
It depends.「ケースバイケースです。」
③ I wing it.「ぶっつけ本番でやります。」
流れや、出たとこ勝負でその場の即興でなにかをするときに使い、日常会話やビジネスでも頻繁に使われていました。
A: Are you ready for the presentation today?「今日のプレゼンの準備はOK?」
B: No not really. I'm going to wing it. 「いいえ、あまり。その場で何とかします。」
④ I blew it.「失敗した。」
私はそれをを吹き飛ばした=ふいにしたという意味で、台無しにしてしまったり失敗したときによく使われる決まり文句です。
I screwed up. I messed up. と同じ意味です。
⑤ We get off on the right foot.「出だしが好調です。」
人間関係や、ビジネスの出だしが良いときなどによく使われるフレーズです。反対は get off on the wrong foot「出だしでつまずく」で、こちらもよく使われます。
直訳すると単純な文章ですが、別の意味を表すフレーズでもあります。どんな意味かわかるでしょうか?
③ It's in the bag.
② It's apples and oranges.
① It's a lemon.
④ I'm going bananas.
⑤ She brokes the ice.
① It's in the bag.→「確実にうまくいきます。」
A: Are you ready for a job interview tomorrow?
「明日の面接の準備はOK?」
B: Don't worry, it's in the bag.
「バッチリ。」
② It's apples and oranges.→「比べようがない。」
A: She takes a day off again? I haven't taken a single day off for the last 3 weeks. It's unfair.
「彼女はまた休みですか?私は3週間休んでないのに不公平です。」
B: It's apples and oranges. Her mother is in the hospital.
「それとこれとは話が違います。彼女のお母様は入院してるんです。」
③ It's a lemon.→「不良品だ。」「欠陥品だ。」
■ My car is a lemon.「私の車は欠陥品です。」
■ He is like a lemon.「彼は不愉快な人です。」
④ I'm going bananas.→「ものすごく嬉しい。」
本当に気が狂うという意味ではなく、興奮して気がおかしくなるくらい喜んだり怒ったり、感情が溢れている様子を表すときに使います。
A: I'm gonna give my nephew the Ichiro's autographed T-shirt.
「甥っ子にイチローのサイン入りTシャツをあげるんだ。」
B: He'll go bananas!「すごく喜ぶね!」
A: He stood me up last night.
「昨晩、彼に約束をすっぽかされました。」
B: If I were you, I'd go bananas.
「もし私があなただったら激怒するよ。」
⑤ She brokes the ice.→「彼女が緊張をほぐしてくれた。」
堅苦しい場の雰囲気を和らげたり、初対面同士でも気まずくなく会話の口火を切って緊張を緩ませるという意味で使われます。
A: I respect her because she knows how to say the right thing to make people feel comfortable.
「相手を心地よくさせる会話ができる彼女を尊敬します。」
B: Exactly. She is good at breaking the ice.
「本当にそう。彼女は場を和ませるのが上手だよね。」
日常会話やビジネス会話でネイティブたちがよく使っているフレーズを集めました。
① I'll get back to you.「またご連絡します。」
ビジネスでもよく使われますが、カジュアルなシーンでも使うことができます。
A: Do you have a minute?「ちょっと時間ありますか?」
B: I'm tied up right now, let me get back to you later.「今、手が離せないからあとで声かけます。」
② I'm in the middle of somthing.「今、手が離せません。」
上記①の例文BのようにI'm tied up.を使うこともできますが、もう一つのよく使われる定番フレーズです。somethingの代わりに名詞を入れることができるので便利です。
■ I'm in the middle of breakfast.「今朝食中です。」
■ I'm in the middle of running some errands.「ちょっと用事を済ませている最中です。」
③ Let's get on the same page.「お互いに状況を理解しよう。」
直訳すると同じページにいるという意味ですが、共通の認識や同程度の理解、同じ考えを持つという意味です。
■ My husband and I are on the same page about parenting.「私と夫は子育てに関して考えが同じです。」
■ I want to make sure everyone is on the same page.「みんなの認識が一致しているか確認したい。」
④ You make a good point.「いい点をついてるね。」
誰かが的確な意見や主張、的を射た発言や質問をしたときなどの受け答えとして使う決まり文句です。Good point! と言ったりもします。
⑤ That's the bottom line.「これが重要な点です。」
bottom lineは肝心なこと、抑えておきたい大切なポイントという意味です。
■ The bottom line is that we need to launch our new products.
「重要なことは、新商品を展開する必要があるということです。」
■ What's the bottom line?「要するに結論は?」
現地で学んだネイティブがよく使うフレーズや文法などを紹介しています。
今日は「話す」「言う」の talk, speak, tell, say の違いについてまとめました。
talk
複数人で言葉のキャッチボールをする状態を示す「話す」です。
■ Let's talk about our weekend plan!「週末の予定について話そう!」
■ Can we talk now?「少し話せる?」
speak
talkとの違いは、聞き手がいるいないに関係なく言葉を声に出している状態を示す「話す」です。講演会などで話す様子や、基本的には「音を出す」という意味から、speak Japanese(× talk Japanese)と言ったように "言語"を話すという意味のときに使われます。またビジネスシーンで talk の代わりに使われることが多く、speak を使うことで"真面目な話をする"というニュアンスを含み、"フォーマルさ"が伝わります。大統領の演説などでも I speak to you! と言っているのを耳にします。
■ She speaks five languages.「彼女は五か国語話せます。」
■ He will speak about Love at tomorrow's lecture.「明日の講演会で彼は愛について話します。」
■ I would like to speak to Mr Tanaka.「田中さんとお話したいのですが。」
※ talk も使えますが speak の方がビジネスシーンでは自然で、ネイティブは speak をよく使っているようです。
say
発言した言葉や内容にフォーカスが置かれます。セリフや言葉を引用するときにも使われます。
■ Please say hello to her.「彼女によろしく伝えてください。」
■ I said "No".「私は"ノー"と言いました。」
tell
相手に必要な情報を伝えたり教えたりすることにフォーカスが置かれます。「命令する」という意味でも使われます。teach「教える」と混同しがちですが、teachは教科や知識を教えるというニュアンスがあり、先生と生徒の関係で使われるのが一般的です。必ず伝える相手がいることが前提なので tell+人が基本形です。
■ Could you tell me your phone number, please?「電話番号を教えていただけますか?」
■ My boss told me to finish them by noon.「上司はそれらを昼までに終わらせるように言った。」
■ I can tell.「私には分かる。」
※ 確信しているという意味合いの定番フレーズです。tell+人の基本形で使われない場合は「分かる・気づく」という意味になります。
現地で学んだネイティブがよく使うフレーズや文法などを紹介しています。
look, see, watch はどちらも「見る」という単語ですが、使い方に違いがあります。
look
「自分から意識的に視線を向けて見る」という意味になり、探したり待ったりするニュアンスでイディオムとしてもよく使われます。
■ Look at her.「彼女を見なさい。」
■ I'll look into it.「調べておきます。」
■ Are you looking for a job?「仕事を探しているんですか?」
■ I'm looking forward to seeing you again.「またお会いできるのを楽しみにしています。」
see
「自然に視界に入ってきて目に見える」という意味で使われます。
■ Can you see me?「私が見えますか?」
■ I saw her at Tokyo station yesterday.「東京駅で彼女を見た。」
■ See?「ほら、言ったとおりでしょう?」
※見たでしょう?という意味で使われる定番フレーズです。
■ Good to see you again.「また会えて嬉しいです。」
※ Nice to meet you.は「知り合いに慣れて嬉しいです。」の意味で初めて会った人に使います。
watch
「じっと注意して見る」と意味で、動いているものを意識的に注意を向けて見たり「動きに変化がないか注視する」というニュアンスも含んできます。
■ He is watching TV.「彼はテレビを見ています。」
■ I watched kids play in a playground.「子供たちが遊び場で遊んでいるのを(ずっと)見た。」
■ Watch your step.「足元注意」
■ Could you watch my bag?「私のカバンを(盗まれないように)見ておいてくれる?」
※「映画を見る」はwatch と see の両方が使われるので少し注意が必要です。watch a movie は、TVと同じように家で映画鑑賞するニュアンスです。see a movie は、映画館に行って映画を見るとき、そして過去の話をする時はseeを使うケースが多いようです。
■ Let's go see a movie tomorrow.「明日映画館に行こう。」
■ The movie that I saw yesterday was interesting.「昨日見た映画は面白かった。」
■ I haven't seen that movie yet.「まだその映画を見ていません。」
他にも「見る」には、
■ stare at~「じろじろ見る」
■ glance at~「ちらっと見る」
■ gaze at~「(興味を持って)熱心に見る」
などがあります。
ネイティブたちは細かいニュアンスの違いを単語の使い分けをして表現しています。使い分けを覚えて、伝えたいことを的確に表現できるようになりましょう!