現地で学んだネイティブがよく使うフレーズや文法などを紹介しています。
今日は「お疲れ様です」「了解です」についてです。
海外で働いてみて日本語の「お疲れ様です」という言葉は本当に便利だと思いました。職場で上司や同僚とすれ違ったときや、相手を労いたいとき、さらにはプライベートな友達同士の会話でも、英語には「お疲れ様」というニュアンスを表す単語がないため、なんと言えばいいのかわからず戸惑いました。
日本語の「お疲れ様です」は相手の立場や年齢を考えずに使うことができますし、社内での挨拶や、ありがとうや労いの言葉としても、すべてこの一言で伝えることができるのです。
さらに「了解です」や「承知しました」について。私は"Ok."と"All right."ばかり使っていましたが、ネイティブたちは他にもいろんな表現で表していてとても勉強になりました。
「お疲れ様です」や「了解です」の代わりにネイティブたちが使っていたフレーズをいくつか挙げてみました。
<お疲れ様です>
●挨拶として全般的に
Hi./ How're you?
How's your day so far?
What's up? ※上司にはカジュアルすぎるので使わない
●朝や帰り際の挨拶など
Good morning.
Have a nice evening.
See you tomorrow.
●上司から部下に対してなど
Great job.
Nice work today.
That was a hard day. Thank you!
●その他いろいろ
You must be tired. ※上司に対しても使える
Long day?
Tough day?
Need more caffeine? ※直訳は「もっとカフェインが必要?」→「大変そうだね/お疲れ様」という意味に
<了解です>
●同僚に対してなどカジュアルな場面
I got it. / You got it.*
I'm on it.
Copy that.
Of course. / Sure. / No ploblem.
***I got itとYou got itの微妙なニュアンスの違い***
I got it.
「(相手の言ったことを理解した)了解です、わかりました」
「(自ら率先してやる)了解です、わかりました」
I understand.と同じような意味と捉えるとわかりやすいかもしれません。
アメリカ英語の発音は「アイガディ」という風に聞こえます。
You got it.
「(相手の言ったことや依頼を理解して、承諾した)了解です、わかりました」
例えばレストランでオーダーを受けた店員さんがYou got it.とよく使います。
アメリカ英語の発音は「ユゥガディ」という風に聞こえます。
●上司や取引先などフォーマルな場面
I agree with you.
I understand.
Of course. / Sure. / No ploblem.
Certainly. / Absolutely. / Definitely.
今回の記事で紹介した以外にも、たくさん表現があります。
レパートリーを使いこなせるようになると、自分の気持ちを相手に対してうまく伝えられるようになり、会話がどんどん楽しくなっていきます。
ネイティブたちが実際にどういう挨拶を使っているか、普段から意識することが上達の一番の近道になると思います。
~~今日の便利フレーズ学習10選~~
Not Fair!「ずるい!」
Just kidding.「冗談だよ。」
Almost!「惜しい!/ もう少し!」
Be my guest.「ご自由にどうぞ。」
Starving.「おなかすいた。」
Hang in there.「もう少しがんばって。」
Way to go!「よくやった!」
Keep me updated.「進捗教えてね。」
Catch you later.「またあとでね。」
Enjoy yourself.「楽しんできて。」
今日はビジネスで使える英語表現の上級編、前回からの続きです。
13.「私はその役職に適したスキルを持っていない。」
I don't have the right skills for that position.
→ I don't have the skill set for that position.
14.「彼らは契約を破棄した。」
They cancelled a contract.
→ They backed out of a contract.
15.「予算はどのくらいですか?」
What is your budget?
→ Do you have a budget in mind?
16.「当初の計画を貫かねばならない。」
We don't have to change our original plan.
→ We have to stick to our original plan.
→ We have to be firm on our original plan.
17.「改善(成果)が得られていない。」
We're not improving.
→ We're not getting anywhere.
18.「改善(成果)が得られ始めた。」
We're finally improving.
→We're getting somewhere.
今日はビジネスで使える英語表現の上級編、前回からの続きです。
7.「このビジネスは儲かる。」
This business makes a lot pf money.
→ This business is high grossing.
8.「予算内に収めて。」
Keep it within the budget.
→ Stay on the budget.
9.「私の部署は30人くらいです。」
There are 30 people working in my department.
→ We have 30 people on staff in my department.
10.「当社は創業10年です。」
Our company has existed for 10 years.
→Our company has been around for 10 years.
11.「あなたの専門(職業)はなんですか?」
What's your profession?
→ What field are you in?
12.「私たちはそのプロジェクトから撤退した。」
We withdrawed from the project.
→We pulled the plug on the project.
次回に続きます。
今日はビジネスで使える英語表現の上級編です。
ビジネスでよく使われる上級編の英語表現です。頻繁に耳にする表現ばかりですのでこれらを覚えておくととても便利ですし、より自然で流暢に聞こえます。
1.「この仕事は急ぎだ。」
This job is extremely urgent.
→ This job is time-sensitive.
2.「ビジネスが軌道に乗ってきた。」
My business is becoming successful.
→My business is taking off.
3.「彼女は気さくで話しやすい。」
She is easy to talk to. She has good comunication skills.
→ She's got good people skills.
4.「前もって支払いたい。」
I'd like to pay in advance.
→ I'd like to pay upfront.
5.「仕事を辞めた。」
I quit my job.
→I gave my notice.
6.「会社で昇進した。」
I got a promotion in the company.
→I moved my way up in the company.
次回に続きます。
今日は生き物を使った頻出イディオムと慣用句をご紹介します。
1. hold your horses → 慎重になる、焦らず落ち着く
■ I think it's too soon. You should hold your horses a little.
「時期尚早だと思います。少し慎重になるべきです。」
2. let the cat out of the bag → (うっかり) 秘密を暴露する
意図的に秘密を暴露するというより、不注意でうっかりバラしてしまうというニュアンスで使われることが多いようです。
■ Please be careful not to let the cat out of the bag.
「バラさないように注意してね。」
3. quit cold turkey → 悪習慣をきっぱり(やめる)
■ I decided to quit drinking cold turkey.
「飲酒をきっぱりやめると決めました。」
4. have /get butterflies in my stomach → そわそわする、どきどきする
■ I always have butterflies in my stomach before a meeting.
「会議の前はいつもそわそわします。」
■ Her smile gives me butterflies.
「彼女の笑顔は私をどぎどきさせます。」
5. the elephant in the room → タブー、触れてはいけない話題
■ We need to talk about the elephant in the room.
「見て見ぬふりをしていることについて話し合わないといけない。」
■ The elephant in the room when you speak with her is about her ex-husband.
「彼女と話すときタブーなのは、彼女の元夫の話です。」
6. the world is one's oyster → 世の中は○○の思い通り、○○の可能性は無限大
■ You can do it. The world is your oyster.
「あなたならできるよ。あなたの可能性は無限大です。」
■ With a privileged family and brilliant career, the world is his oyster.
「恵まれた家庭と華麗なる経歴があったので、世界は彼の思いのままだった。」
7. the lion's share → ほとんど、大部分
一番大きな利益を独占している、うまい汁を吸っているいうネガティブな意味でも使われます。
■ The lion's share of the budget went on rent fee.
「予算の大部分は家賃に費やされた。」
■ She always takes the lion's share.
「彼女はいつもいいとこ取りをしている。」