2025年10月 3日 09:00
ん!?
この設え、違和感がありませんか?
別館2Fの洋室の一つにどのような思想でどのような使い方をしていたのかとても不思議な部分があります。
以前の投稿した障子にブラインドがかかっていた部屋なのですが、洋風の収納庫らしき折り戸を開けると、
上から、枕棚(まくらだな)、障子付き腰窓(こしまど)、地袋(じぶくろ)が出現。
枕棚はいいとして、
・洋風のデザインの収納庫の中に壁も含めた和風のデザインが隠されている。
・和風の見せるデザイン(腰窓・地袋)を折り戸で隠している。
・収納庫の中は和洋折衷で見せるデザインとなっていない。
(枕棚:洋風、障子付き腰窓:和風、地袋:和風)
・収納庫なのに窓がある、しかも強い西日が差し込む。
・明り取りを想定した窓ならば、折り戸を締めたら明かりが取れない。
・強い西日が取り込めるので、収納したものが焼けてしまう。
障子で緩和させようとした???
・収納庫の中に収納庫の地袋がある。
・収納庫としたいのか、見せるデザインとしたいのか、洋風にしたいのか、和風にしたいのか。
と、不思議なことを妄想させていただきました。
折り戸は後付けでもなさそうなので、増築工事時にこのような思想で造ったようです。
誰の発案か気になるところですが、思想は闇に包まれたまま代表の改修工事提案が出てきます。
・折り戸・枕棚・障子・地袋襖撤去!!
・デザインは木目調に!
違和感のない空間に変貌します。