2024年4月17日 09:00
猛暑や厳寒など異常気象に襲われる年があります、これらの予想の根拠はエルニーニョ現象やラニーニャ現象が関係していると言われています。
ここで「エルニーニョ現象」や「ラニーニャ現象」とは何かというと、スペイン語でそれぞれ「男の子」と「女の子」を指しています。
誰が命名したのかは解りませんが、ペルー沖の海水温が他の地域の海水温よりも高くなる現象を「エルニーニョ現象」と呼び、逆に低くなる現象を「ラニーニャ現象」と呼んでいます。
人間の行動だけでなく自然環境のすべてが原因があっての結果が現れるのです、ちなみに結果から原因を探るのは調査や研究といい、原因から結果を探るのが予測や予報といいます。
猛暑であるならそれなりに、冷夏であってもそれなりに、経営者ならビジネスに猛暑も冷夏も関係なく素直に対応していくしかありません。
最も気温によりビジネスの振れが大きくなるのが家電業界です、猛暑予測が出るとエアコンの売り切れが続出します、そして食品業界にもかなりの影響が出ます。
事前の対応も然りですが、家電業界と食品業界は予想外れによって過去に大損害を何度も出してきています。
情報に流されずに、どのような状況を迎えても対応可能なように事前にあらゆる方面の準備をしておくことが重要なのです。
そして勝者とはどのような事象が現れようが、それに瞬時に完璧に対応すべく事前準備が行える人ということです。
異常気象などを結果の言い訳にしている人は、いくら頑張ろうが思い通りの成果は何時まで経っても得られないでしょう。
異常気象や予測不能な自然災害、そして社会現象にウイルスパンデミックなどの事態さえも味方につけて素早く対応し軌道修正する、そんな人が何をやっても上手くいく勝者となれるのです。
事態に慌てることなく素直に受け入れて最善の対応策を瞬時に練り実行する、こういうときこそ経験と経営手腕の差が出るのです。