2024年4月10日 09:00
事業において売り上げに直結するような契約ができたときは確かに嬉しいし達成感もあるのは正直な気持ちでしょう、でも経験上で言わせてもらうと一つの契約によって思わぬ悪しき展開になることもあるのです。
水を差すわけではないのですが、これから話す事をしっかりと頭に入れておいてほしいと思います。
ズバリ「ビジネスは蓋を開けてみないと解らない」の一言です、その契約によって急成長するときもあれば逆に赤字を垂れ流しても止めるに止められないときもあるのです。
更にはそのたった一つの契約という存在によって大きく信用も信頼も失うこともあります、これは誰とどのような契約をしたかということが大きな理由になります。
契約は一つのスタートするきっかけに過ぎません、当然契約によって成功が保障されるわけでもありません、当事者同士が上手くビジネスを行い互いに利益(経済的だけではない)を生むことに契約の意義があるのです。
逆に一旦関係がこじれると契約書が悪魔のように効力を発揮してきます、最悪のケースでは法的手段の争点のベースとなります。
つまり何事も結果次第です、契約はその後に互いに良い関係が築けるのであれば内容はどんなものでも良いのです、つまり契約したら結果を残すことに専念しなければならないのです。
たかが契約、されど契約、起業家は起業する前の契約といえば賃貸契約や携帯電話の契約くらいでビジネスの契約に関しては未知の世界です。
かといってビジネスの契約に神経質になることはありません、住居の賃貸契約と同じで平和に暮らしていれば何の問題も発生しません、つまり関係が上手くいっているときには契約しているという意識は互いに無いものとなるのです。
話しがそれますが契約書を交わすことはありませんが人間関係も同じことが言えます、付き合い始めたときにはその先がどうなるかは誰にも解りません、ビジネスを通しての人との出会いであっても有益なビジネスには至らないかもしれません。
ただ、それ以上に有益な関係を築けるときもあります、どんな関係にせよ上手くいっていれば何のトラブルも発生しません、むしろ片方のトラブル回避に互いが協力し合えます。
プライベートで出会ってもビジネス契約以上の信頼で結ばれることもあります、縁とはまことに不思議なものです。