2024年8月 6日 08:00
梅雨が明けると急に暑くなるので、多くの人が体調を壊します。
その最大の理由は、冬の寒さに耐える為に身体が我慢していた疲れが今になり出てくるということです。
一つは、コートなどを着こむために重く自由に身動きが取れないがための慢性的な筋肉疲労があります。
更には、筋肉だけではなく寒さに耐えるために脂肪などの栄養素を蓄えていた内臓や細胞組織そのものの疲労も加わります。
もう一つは、寒さに耐えるための細胞から汗の出やすい細胞に交代するためです。
それまで蓄えられた栄養を使い皮膚細胞の入れ替え、これによるエネルギー消費が盛んになり一時的な疲労と免疫低下を起こしてしまうのです。
また、この影響で内臓の機能も一時的に低下します、つまりだるい状態がしばらく継続します。
初夏と晩秋は免疫低下からの各種の症状が出るのですが、長年の経験で大きな症状も無く過ごせるようになります、つまり身体が対処法を学んでいくのです。
さて、お奨めの季節の変わり目対処法ですが、とにかく肉や魚介類をたくさん食べることです。
この季節は必須アミノ酸が不足しやすいので、できるだけ多く食べるようにしましょう。
それとビタミンやミネラル分も不足しがちになります、葉野菜もバランスを取って食べるようにすると良いでしょう。
そしてちょっとダルさを感じたら甘い物を摂取するのも一つの方法です、糖類は即効性のあるエネルギー代謝を促しますので、心身が元気になり良く眠れるようになります。
季節の変わり目には、ちょっと多めにカロリー摂取しても充分に消費されますので肥満への心配も解消されます、むしろ多めのカロリー摂取は身体に良いのです。