2024年10月 1日 08:00
ファンシーフーズは、「食と健康」について日々研究と実証を行っています。
その中で、特に力を入れて行きたい分野が「肌」に関する疾患分野です。
中国の「衣食同源」、韓国の「薬食同源」などに関しても研究する中で、「肌は身体内の状態を見事に反映している」という事項に注目しています。
当時は肌の色である程度の予測を行っていたようですが、現代では肌の色よりも状態が大きな要素となっていると言えます。
団塊ジュニア世代が成人になるころから急増したアトピーや尋常性湿疹、これはいったい何を物語っているのでしょうか?
この世代と他の世代とは、何が根本的に異なっているのでしょうか?
そこには、大きな食文化の変化が起こっていたのです。
現在、これに関しては医学的見地も踏まえて慎重に研究しているところであり、まとまり次第成果として各種の方法で発表して行きたいと思います。
ここで話せることは一つだけです。
それは、この世代が子供の頃は戦後の高度成長期からバブル経済期にあり、「健康ブーム」が到来していたということです。
この時代の健康的と言われていた食文化ですが、実は最近になって栄養学的に間違っていたものが多くあります。
ある部分では、健康に良い物が逆にある部分では「栄養失調」をもたらしていました。
それによって、人間本来の持つ免疫力がある種の栄養素を毒だと認識し異常反応を起こしてしまうようになったのです。
これは、花粉症のメカニズムと酷似しています。
つまり、「尋常性(異常ではない)」という名前が表しているように、病気ではなく免疫力の異常反応によって引き起こされている症状と言えるのです。
ファンシーフーズでは、肌疾患に関してこう考えています。
「対処法ではなく、原因を究明し根本から治す方法を提唱して行くべきだ」と思うのです。