2024年9月28日 08:00
みなさんは、突然何かを食べたくなったり飲みたくなったりすることはないでしょうか?
例えば、普段はあまり好きではないトンカツが急に食べたくなったり、同様に普段は絶対に飲むことはない炭酸飲料を人が変わったかのようにガブガブ飲みたくなったりしませんか?
これは、身体が記憶している無意識の領域からくる一種の欲求の一つなのです。
身体内の状況が起因して、過去にその食べ物や飲み物によって満たされたという記憶が原因で起こるものと推測されています。
これは、その食べ物や飲み物に含まれている成分が不足しているときに他なりません。
トンカツはおそらく身体が必須アミノ酸や脂質が不足していると考えられ、炭酸飲料は糖分不足や消化不良を起こしていると考えられます。
私も、本来は嫌いなはずの野菜を突然モリモリ食べたくなる時もあれば、普段は飲まない牛乳を1ヶ月以上も飲み続けた時もあります。
そして今は何と味噌汁です、ひと月ほど前に何時もよく使う居酒屋で無料サービスしてくれる「シジミ汁」を飲んでからというもの、朝夕問わず突然飲みたくなり、ついにはカップ味噌汁を買い込んでいる始末です。
その前は豆腐、これも普段はほとんど食べる事の無い食品でした。
これも、飲んでいて突然のように肉豆腐を頼んでからというもの、普段も豆腐が食べたくなってしまいました。
「身体が欲している栄養素が含まれている食べ物は美味しく感じる」と、何かで読んだ記憶があります。
どんなに健康に良いと言われても身体が欲していないときは、それを美味しく感じないのも同様でしょう。
食べたい欲求が起きたら素直に応じる、これも健康維持には意外と重要なのかもしれません。
ただし、どんなものでもどんな時でも食べ過ぎは絶対にいけません。