時事ニュース 2024 vol.14
経済産業省・総務省 「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」を公開 2024.4.19
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経済産業省と総務省は、AI事業者向けのガイドラインを発表しました。
https://www.meti.go.jp/press/2024/04/20240419004/20240419004.html
これは既にパブリックコメントの反映を行った正式版の発表です。
このガイドラインでは、AI開発、AI利活用、AI原則実施のためのガバナンスの3つのガイドラインを統合して見直したものになります。
AIの開発者、提供者、利用者において、共通の指針を提供しています。
用語の定義から基本概念等、AIを活用する際のリスクとその対応方針についての基本的な考え方を示しています。
今後もこれをベースに更新していくそうです。
時事ニュース 2024 vol.12
生成AIの知的財産権を守る検討 2024.3.21
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政府が生成AIにおける著作権等の知的財産権の保護について検討した中間とりまとめ骨子(案)を発表した。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/ai_kentoukai/gijisidai/dai6/index.html
これらは生成AIの開発者や提供者に対し、AIの学習に使われるデータに対して、それらを作成したクリエイターなどへの還元を求めるものです。
現時点ではなにが学習データとして使用されたかは明確になっていないため、
著作物等は著作権者との契約や、またはそれらを侵害しない技術を採用することが推奨されるようです。
まだまだ始まったばかりですが、AIに搾取されるのではなく、AIで対価を得るということが現実的になっていきそうです。
時事ニュース 2024 vol.10
世界初のAI規制法案がEUで可決 2024.3.13
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EUで包括的なAI規制法案 EU AI Act が可決されました。
https://www.euaiact.com/
リスク対策として、データ利用に対する透明性が求められるようになります。
公共の場で人間を識別する生体認証システムは、
テロの脅威防止など、容疑者を特定する目的のみでの使用となります。
これらの法案は世界初で、EUがAIの規制をリードしていこうという狙いがあります。
この法案のでの禁止行為の制限についてはまだ先になりますが、
AIによるリスクを回避しようという動きはこれからますます広がっていきそうです。
時事ニュース 2024 vol.08
グーグルの生成AI Gemma が商用利用可能に 2024.2.21
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米Googleが、大規模言語モデル Gemini の軽量版 Gamma を公開し、
利用規約に同意すれば商用利用可となっている。
https://storage.googleapis.com/deepmind-media/gemma/gemma-report.pdf
Gemma 2B と Gemma 7B があり、それぞれ以下のようになっている。
Gemma 2B 事前学習済みモデル
Gemma 7B インストラクション・チューニング済モデル
ノートPCやワークステーション、Google Cloud上などで実行できるそう。
Gemmaの事前トレーニング済みモデルでは、
学習データから特定の個人情報やその他の機密データを除外しているとのことで、
安全に利用することができそうです。
開発者向けの Responsible Generative AI Toolkit ( https://ai.google.dev/responsible ) も提供されており、
今後ますます生成AIの利用が増えそうですね。
時事ニュース 2024 vol.07
デジタルコンテンツに添付可能な改ざん防止メタデータ 2024.2.8
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Coalition for Content Provenance and Authenticity(コンテンツ来歴および信頼性のための標準化団体、以下C2PA )の運営員会に、
Googleがメンバー参加したことが発表されました。
これについて、既に運営委員会のメンバーであるアドビが、
デジタルコンテンツに対して更なる透明性をもたらすための重要な一歩であると発表しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000400.000041087.html
昨今、AIによる著作権を無視した画像生成が問題となっており、
それらに対し、明確な対策として、
デジタルコンテンツに改ざん防止用のメタデータを埋め込もうとしています。
Googleは電子透かし等を埋めこむ技術を開発してきており、
その技術も標準化に取り込んでいくことになりそうです。