2024年8月19日 10:00
2022年11月に公開されるや5日間で200万人を超えるユーザーを獲得した対話形式のAIであるチャットGPT(chatGPT)ですが、試してみるとその文章能力や回答が完璧過ぎて驚くばかりです。
極ローカルな情報に関してもどこから探してくるのか完璧に回答します、おそらく関連するホームページやブログまで事細かに検索して情報を得ていることが解ります。
そしてこのAPIが2023年3月1日に公開されました、APIとは独自のシステムからチャットGPTと連動させるプログラマブルインターフェースでチャットGPT同様に全てがオープンとなっています。
ITの世界でいうオープンとは無料で公開するシステムなどを指しており、誰もが自由に使うことができるものです。
私は本ブログにおいても5年以上前からAIライターの出現に触れてきましたが、このチャットGPTの回答はプロライターの能力をはるかに越えていると言っても過言ではありません。
文章の正確性だけではなく質問形式を変えていくと別の視点で観た回答を出してきます、音声合成システムと組み合わせるとどんな質問にも正確に答えることができる家庭教師やセミナー講師にもなるでしょう。
オープンAPIが公開されたということは今後ありとあらゆるアプリケーションに組み込まれていきます、そしてどんどん人間の仕事を奪っていくことが予想されます。
奇しくも某大学の外国人卒業生が日本語による答辞をチャットGPTを使って2分で作成したというニュースが流れました、自身で作成したら数日かかる内容だといいます。
また数日前のアンケートによると、まだ日本人の70%以上が知らないというチャットGPTですが、おそらく1年後には誰もが知らないうちに利用している存在になることは間違いないでしょう。
この大きな流れに乗って自身の利益に繋げられるかどうか、これも一つの勝敗を分ける試金石となることは容易に想像できます。