2025年1月31日 07:00
デジタル全盛期の昨今において急速に広まってきたのがインターネットオーディオとPCオーディオです、PCからUSBを介して高音質のデジタルソースを再生するUSB-DACは続々と新製品が誕生してきています。
DACだけの機能の製品もあるのですが多くはヘッドフォンアンプが内蔵している所謂USBヘッドフォンアンプという代物です、またUSB入力だけではなくCDプレーヤーなどの光デジタル入力や他のアナログオーディオの入力も行える製品も誕生してきています。
各種の入力セレクターが付いていてヘッドフォンアンプが内蔵されたDACにはアナログ音声出力コネクタが付いている製品や、スピーカーを直接繋げられるUSBプリメインアンプまであります。
こういった製品で私が注目しているのが各種のセレクタが付いたUSB-DAC付のヘッドフォンアンプです、考えてみるとアナログ音声出力にアナログパワーアンプを繋げば70年代に流行ったセパレートタイプのアンプ構成になるのです。
つまりUSBヘッドフォンアンプがプリアンプと同じ役目を果たすわけです、そしてパワーアンプを好きな音色のものを選べば高音質でスピーカーを鳴らすことが可能になります、真空管パワーアンプを使えばハイレゾのデジタルソースを真空管アンプの音色で愉しむことができます。
PCやCDプレーヤーとUSB-DAC付ヘッドフォンアンプまでがデジタル、ヘッドフォンアンプからパワーアンプを経由してスピーカーまでがアナログというデジタル-アナログのまさに仲介役という存在になります。
パワーアンプは小型のデジタルアンプを使うと、極めてコンパクトなサイズで大音量でスピーカーを鳴らせるシステムが組めます。
理屈では理解できるものの私はなにかしっくりきません、でも時代に合わせて自身を変化させ愉しんできた私です、おそらくデジタル全盛時代も自分流の愉しみ方をチャレンジしつつ見つけ出していくのでしょう。