2025年1月 6日 07:00
1999年を最後にオーディオスピーカーで金字塔を立てたダイヤトーンはオーディオ界から姿を消します、しかし突如としてダイヤトーン70周年アニバーサリーにあたる2017年秋に1台60万円、ペアで120万円という超高級ハイエンドスピーカーDS-4NB70を発売しました。
このDS-4NB70は小型2ウェイの密閉型ブックシェルフで新開発のコーンを使用しています、それにしても小型ブックシェルフでペア120万円とは驚きます。
当時マニアの間では「ダイヤトーンの復活か?」と騒がれましたが、期待のミドルクラスはその後も発表されることはありません、肩透かしを食らったマニア達はこの気持ちを何処へぶつければ良いのでしょう?
この私もオーディオ道楽復活でメインシステムのスピーカーをいい加減に新機種に交代したいのですが、現在買いたい大型スピーカーが無いのです、期待のJBLもググっと心奪われるようなスピーカーが見当たりません。
90年代以降のスピーカーの方向は完全に小型ブックシェルフとトールボーイ型になってきています、トールボーイ型はオーディオとホームシアターの両方を楽しめるようにとのことでしょうが、そもそもオーディオとホームシアターでは求める音質が180度違うのです。
ホームシアターとは別にオーディオシステムを組んでいる人は多いと思うのですが、そういう人の多くはおそらく私のように10年以上も同じスピーカーを使い続けていると思います。
昭和感覚の私のスピーカーのイメージはあくまでも3ウェイ大型ブックシェルフなのです、古き良きオーディオ全盛期のような黄金時代とスピーカーの巨匠ダイヤトーンの復活を強く望むばかりです。