2024年10月18日 07:00
私は家電製品は壊れるとすぐに廃棄するのに、ことオーディオ製品に関しては壊れたジャンクを廃棄せずにストックしてしまうのです。
逆に完動品は不要と思えばすぐ下取りで出してしまうのに、何故壊れたジャンクは手元に置いておくのでしょうか、それは将来の愉しみの為にです。
スピーカーのジャンク品は山のようにあります、これらはユニットを替えれば生き返るのです、エンクロージャーは壊れてないのですから。
また、逆に使えるユニットをDIYでエンクロージャーを作って取りつけて蘇らせる事も可能です。
アンプやプレーヤー類も部分的に使える部品は数多く存在しており、DIYでの部品取りに大いに役に立つのです。
そして本当のジャンクを取って置く理由、それは将来の自分の理想郷を見ているからです、隠居した後に待っている理想郷のビジョンにしっかりとオーディオDIYで愉しんでいる自分の姿が見えています。
DIYで自分の中での理想に近い音を出すのが愉しみなのです、これは一つの芸術作品だと思うのです。
ジャンクを蘇らせるオーディオ工房を是非やってみたいと考えています、きっと私のように昔の愛着のあるオーディオ製品でもう一度音を聴きたい人は沢山いると思います。
そんな自分の趣味と他者の利益が一致する道楽は実に愉しいと思います、廃棄するにもお金がかかるオーディオ製品、蘇らせて再利用するのは一つの社会貢献だと思うのです。
そんなことを考えていたら古物オーディオ協会という社団法人を創設していました、隠居後の愉しみがまた一つ増えたのです。