2024年10月25日 07:00
アンプの音質の差は通常レベルの音量で聴く分には大きな差は出ません、とはいえそれなりのクラスのアンプという条件になります、例え小音量でもエントリークラスとハイエンドでは明らかに違いが出ます。
また音質はスピーカーに左右される部分が大きく、スピーカーが安価の場合ではやはり差が出にくいです。
逆に言うと、エントリークラスのスピーカーにハイエンドアンプを繋いでもそれほど大きな音質の差は出ずにむしろエントリークラスのアンプでも充分だと言えます。
アンプの音質の差がはっきりと解るのは、ミドルクラス以上のできれば大型スピーカーを使い、音量も話しをするのが困難な程の音量だと明確に違いが解ります。
ワーキングBGM的に音楽を流したり、ベッドルームで静かに音楽を聴きたい場合などはミドルクラスやハイエンドなアンプは不要でエントリークラスでも充分に機能します。
リスニングスタイルに合ったアンプを選ぶことが重要で、余計な出費を抑えることにもなります。
そういう意味ではオーディオマニアはじっくりと聴き込む為のシステムをメイン、BGM的に使うシステムをサブというように目的に合わせて使用する機器を使い分けているのです。
また、テレビの音質改善やPCオーディオでのデスクトップオーディオは全てサブシステムという位置付けです。
メインシステムは聴き込む為のシステムですから音場感が重要で、リスニングポイントを決め、それに合う様にスピーカーの向きや距離などをきっちりと測ったように設置することが重要です。
サブシステムの場合は小型スピーカーを天井近くに付けると部屋全体にサウンドが広がり、どこに居ても同じような音質で聴くことができるのでお薦めの設置方法です。