2023年8月25日 09:00
ロクハンとは、6.5インチ口径のスピーカーユニットを指しています。
6.5インチ=16.5Cmで、いつしか16Cm口径のスピーカーユニットをロクハンと呼ぶようになりました。
今現在の自作スピーカーでは小型で扱いやすい8Cmや10Cmが主流のようですが、70年代では16Cmや20Cmが主流でした。
当時は、フォステクス、コーラル、テクニクスがスピーカーユニットの3大ブランドで、歴史に残るような名ユニットが多数生まれました。
現在では、コーラルがバブル景気終焉後に倒産し、テクニクスはユニット事業から撤退、結局日本の本格的オーディオスピーカーメーカーはフォステクスしか残っていません。
フォステクスは、今や世界的な一流ブランドとして君臨しています。
※本シリーズは、オーディオ用語辞典には載っていない往年のオーディオマニアの間で使われている用語を紹介しています。
近年でもオーディオ誌の評価レポートなどにおいて、往年のオーディオ評論家が使うこともありますので参考になれば幸いです。