2024年7月24日 09:00
チャットGPT(chatGPT)の出現でこれまで以上にAIが身近に感じ始めた人が多くなった半面、今度は対話型AIの性能が思った以上に凄いことが解り脅威に感じ始めているというアンケート調査が公表されました。
このアンケート調査はキャリア支援として各種の相談サービスを展開しているライボによるもので、アンケート調査数846名のうち64%の人がチャットGPTを使用したことがあり、31%の人は既に仕事で使用しているという結果でした。
チャットGPTの公開からわずか半年足らずでこの数字は確かに脅威と言っても過言ではありません、プライベートでの使用なら解りますが仕事で使っているというのが驚きです。
私も公開以来いろいろ試していますが最近ではロゴマークやキャッチコピーを作る際にも適切な回答をしてきて、どのアプリを使えばよいかとか、その際の指示の与え方まで実に詳細にアドバイスしてくれます、これではライターどころかデザイナーまで職を失うのではないかと不安を抱くというアンケート結果にも頷けます。
ちなみにアンケート調査での職業ではIT関係者の98%の人が既に実際に仕事で使用しているという回答でした、それもそのはずでプログラミングのヒントを適切にしかも数秒で回答してくれるのですから実に心強い技術アドバイザーとして重宝するのです。
いったいどこまで対話型AIは進化していくのでしょう、アンケート調査では80%強の人が「AIに仕事を奪われる」と不安を抱いていることも解りました。
ただ対話型AIはあくまでもツールです、これを理解して上手く使う人だけが淘汰されずにAIと共存できる、少なくても私はそう考えています。
※投稿 伊東久雄