2024年9月30日 10:00
「愛は盲目」なんていう言葉がありますがビジネスもこれに近いものがあります、つまり自身のビジネスに集中するがあまり盲目になってしまいビジネスによって自身の思考に大きな偏りが生じてしまうのです。
例えば私は仕事柄クライアント企業の経営的欠点を隠れたデータや決算書から瞬時に探すことができます、経営改善は先ずは隠れた事実と欠点の洗い出し、それから良いところを延ばしていくという順序が最も効率よく改善できるのです。
その思考がクライアントではない企業や人に対しても顔を覗かせてしまってストレスを感じるときがあるのです、考えなくても良いことなのに気になって仕方がなく何か改善する方法はないかと考えてしまうのです。
これは余計なお世話でその企業や人にとっては今のそれが居心地が良いと思っているのだからこのままでいいのです、自身のビジネスによって確実に思考の偏りが生じています、それに気づいて修正しないと思わぬトラブルになることもあります。
それぞれがそれぞれの人生というドラマの主人公なのです、どんな気になることもその人が良いと思ってやっている事であれば他者がとやかく言うことではないのです。
思いたくはないのですがいろいろ人がいます、起業して経営者になったとしても事業の成功を夢見る人だけではないということなのかもしれません。