2024年6月24日 10:00
大手IT企業がAIや人型ロボットを発表し、時代の流れはロボット産業へとシフトしつつあるのは確かなところです。
ところでロボットと言えば先立つこと十数年前に「AIBO」という犬型ロボットが一世を風靡したのが記憶に久しいです、発売当初賛否両論あったとはいえソニーはこれから到来する家庭用ロボットの需要を見込んでAIBOを世に投入したのは間違いないところです。
最近話にも出ないと調べてみたところ2006年に既に製造中止になっていました、物事には確実に「タイミング」というものがあります。
如何に優れた製品・サービスであっても時代が追い付いていなければ市場の理解が得られずに自然淘汰されていきます、逆に時代の波に乗れば製品の性能を需要が追い越し一気に市場を席巻できるのです。
AIBOは充電まで自分で行うなど高機能であったにもかかわらずロボット産業からひっそりと姿を消しました、そしてAIBOを発売したソニーは皮肉にも新時代に苦しい立場に追い込まれています。
もし新しい製品やサービスを展開しようと考えるなら時代を見極め投入するタイミングを見誤らないことです、波を感じるまで動く準備をしつつじっと動かないことです、波を感じたら即動くというタイミングの感覚を磨くのが一つの成功の秘訣だと思います。