2023年11月14日 09:00
人生成功の証の一つとして以前から私が提唱する一つに、「不労所得を得る」というのがあります。
ここで「不労所得」とは何かということですが、これは言葉の意味そのままで「働かなくても収入が得られる権利」を指しています。
さて、そんな都合のよいものなどこの世の中にあるのだろうかと首をかしげている人もいるでしょう。
それが実は山ほどあるのです、だから私はあえてできるだけ若いうちに得ておくことを薦めているのです。
まず最も誰もが思いつくのは家賃収入です、ただし家賃を得られる不動産を運よく相続するか購入するということが前提になります。
ただし不動産は得るのと同時にリスクが付いて回ります、それは形あるものには必ず存在する失うリスクです。
災害などで購入した投資用の不動産が、逆に大きなマイナス資産になってしまうことなどは極普通に存在すると考えた方がよいでしょう。
では、リスクが無い「不労所得」などこの世に在るのでしょうか。
それが在るのです、ほんの少しだけ紹介しますと一つは特許や商標などの知的所有権です、これは経済的余裕のあるうちに取得して使用してくれる人と契約しておけば何もせずに権利使用料が転がり込んできます。
アメリカのクアルコム社は特許収益だけで年間数百億円という「不労所得」で有名な大規模チップメーカーです、こんな会社は世界には数万社と存在しています。
ただ、商標は既に考えられるものは殆ど大手企業がこぞって抑えてしまっていますので、可能性があるとしたら特許か意匠登録でしょう。
もう一つは「商権」で独占販売権や代理店などの権利です、成功事例を上げるとタバスコが売れれば売れるほど利益が入るアントニオ猪木氏は有名な話しです、他にも海外から得た商権で大きな財を得た人は何万人と日本に存在しています。
有名なチェーン化しているコーヒーショップにハンバーガーショップと、大手のチェーン店のほとんどが海外から得た商権で成り立っているのです。
そんな都合の良い「不労所得」ですが、意外と身近なところで見逃している人がほとんどです、そんな隠れた「不労所得」を経験豊富な知財知識の目利きと嗅覚で探して確立させてあげる、そんなお手伝いもまた面白いかもしれません。