2024年9月13日 08:00
木の話し-5
植物は同じ種の種を撒けば、どこで育てても殆ど同じ形に成長します、また途中で切っても脇芽が出てきて形を最終形にしようとします。
複数の同じ細胞が組み合わされているだけなのにこの性質は実に不思議な性質です。
動物も最近になってIPS細胞というのが発見されました。
これは何処に移植しても元の形になろうとする細胞で、例えば切断された指に振りかけるだけで骨や肉、爪までも元々仕組まれた形に再生します。
それも人それぞれの元もとの形に再現されるのです。
DNAの遺伝子研究は恐ろしいスピードで進化しています、しかし全ての情報を読み取るまでには至っていません。
持って生まれた遺伝子を操作する研究も他方では進められています、所謂「遺伝子組み換え」ですが、元々持って生まれた最終形、これを人類が勝手に変えても良いものでしょうか。
私個人に限って言えば、疑問を持たざるを得ません。
<完>