2024年11月15日 08:00
基礎理論-1(潜在意識の「陰」)
潜在意識は思考の視点を示し、「陰」の視点は「相手」になります。
例えば、街を歩いていて自分を意識するとしたら、周囲の人からどのように自分は見られているのかという様に意識してしまいます。
また、誰かにプレゼントする時には、その人が貰って嬉しいものは何かという思考になります。
つまり、常に意識や思考の根源が他者となりますので、相手に合わせて自身の行動を決めてしまう様な「共感」に陥りやすく、自分を素直に表現することができずに自身を責めてしまうこともあります。
「共感」とは、相手の要求に自身が応えてしまう心理行動であり、無意識のうちに相手に好まれるように行動してしまうこともあります。
潜在意識が「陰」の人の最大の特徴がここに現れてきます。
そのストレスから、「自由」・「自分らしく」・「自立」などの言葉をよく使い、またこういう言葉に共感します。
これは、常に相手によって振り回されてしまう自身に対する反発でもあるのです。
更に、他者を意識するがあまり「依存」という概念を強く意識して囚われやすい面もあります。
つまり、自身がそういう側面を常に意識しているので、相手もそうだと思い込んでしまっているのです。
相手は、信頼感を表して相談したり時間を共有したいという素直な行動も「依存」として捉えてしまう事もあり、なかなか他者と信頼関係を持てる事は難しいかもしれません。
その表れの一つが「孤独を愛する人」になることもあります、相手を意識しない空間と時間が何とも心地よいからです。
潜在意識が「陰」の人が本当に自分らしくストレスなく生きるのは、先ずは相手を信じることが重要です。