2024年5月22日 09:00
経営をしていて何か「無駄に忙しい」と感じるときがあります、この「無駄に忙しい」の意味は直接的な利益活動ではなく事前調査や事業計画、また大きな契約に向けての活動などが目白押しの状態を指しています。
更には事業推進上必要な事前準備でありサイト構築やHPの修正なども含まれます、つまり将来の利益を見込んだ先行投資というべき事項です。
これが将来確実に利益を生むと解っているのでしたら本当は無駄ではないのですが、新規事業は特に闇の中を手さぐりで進んでいるようなもので何ともじれったいと感じます。
こんな状況は過去何度も経験していますが、明るい未来が待っていると信じられるようになれば逆に心地良い忙しさとさえ感じてくるものです。
それと重要なのは経済基盤です、まず経済基盤が盤石だと焦る気持も芽生えません、子供の頃に山の中に入ったり工場の倉庫などで探検ごっこをやったものですが、その感覚に似たワクワクしたものを感じます。
愉しんで無駄に忙しくしていると朗報は必ず齎されます、閃いたら先ずは動いてみることです、動けば景色が変わり見えなかったものが見えるようになるものです、ただし宝物を見つけようとするワクワクする気持ちを継続させることと諦めさえしなければの話しです。
最後にもう一つ、生活する為の手段による忙しさに日々追われている状況は一つのルーティング状況であり、その中から未来に向けた有益な発想は何一つ生まれてきません。
追われるような忙しさから解放される方法は自身の発想と行動一つです、何故忙しさに追われるのか、それは今日やるべきことを明日に伸ばしているからに他なりません。
やるべきことが渋滞し更にやるべき新事が発生していては愉しい未来を思考することはどんな経験者でも無理というものです、「無駄に忙しい」と「無駄な忙しさ」は意味も状況もまったく異なる別次元の状態だということを知ることです。