2023年3月 6日 09:00
昔から「Noマンは会社を変える」などと言われています、企業発展には確かに無理なことは正直に「No」と言える社員は欠かせない存在です。
会議に関わらず社長や上司の方針に「Yes」ばかりでは企業は成長していきません、他者の考えに絶対や完璧というものはありません、欠点やおかしなところがあると思えるのであれば「No(異議)」を唱える事ができる人が企業を変えていくうえで重要な存在なのです。
また、その「No(異議)」を聞けない、聞こうとしない社長や上司では企業を正常に運営させ成長させることは難しいでしょう。
誰しも会社を良くしたいと願うのは当たり前なのです、その方法や施策に対してはそれぞれの考え方が異なるのもまた当然です、そこには新入社員も先輩も社長もありません。
つまり向上的に議論をする場合、「Yes」もあれば「No」もあって極自然なのです。
それぞれの考えや施策を討論することで、初期の発案が熟成され皆の協力を得られる皆のための施策となっていくのです。
したがって、この場合の「Yes」と「No」は同意語なのです。
ただし、発案に対して何の考えもなしに自分の都合悪い事などを理由にした反対意見、これは「No」ではありません、これは「No(異議)」でなく拒否である「Not」なのです。
「No」と「Not」は似て大いに異なるもの、また「Not」人間を放置している経営者は確実に組織を弱体化させます。