2024年10月26日 09:00
皆さんは食事の後に急に睡魔に襲われる事はありませんか?
ほとんどの人は、食べると眠くなるのは消化の為に消化器官に血液が集まり脳が酸欠になるからと教えられてきていると思います。
確かに、これは誤りではありませんが、これだけではないのです。
実はここには成人病に繋がる重要なメカニズムが潜んでいます。
起きていられないほど眠くなったりだるくなる人は、糖尿病の疑いもしくはその危険性が潜んでいます。
ご飯・パン・麺類などの炭水化物は、消化器官で消化により糖に換わり急速に血糖値を上昇させます。
この急上昇した血糖値を正常に戻そうとして、体内ホルモンの一つであるインシュリンが分泌されます。
このインシュリンにより、今度は一気に血糖値が下降し脳のエネルギーである糖が脳細胞に行かなくなります。
これによって、脳がマヒ状態になり眠くなるのです。
この血糖値の急上昇と急降下が長期間繰り返されると、徐々に糖尿病に移行していく可能性が否定できません。
これを防止する方法は一つです、ご飯・パン・麺類などの炭水化物の1度に摂取する量を減らすことです。
糖尿病・高脂血症・メタボリック症候群、これらの成人病予防にも食べてすぐに起きてられないほどに眠くなる人は、是非とも炭水化物の1度に摂取する量を減らしてみてください。